2017年03月18日

葛根湯

風邪を引くとまず葛根湯を思い浮かべる方も多いでしょう。

ただ葛根湯は発汗を促して、病を改善する薬です。
よって風邪の初期・・・つまり首すじがぞくぞく、節々の痛み、頭痛や発熱などのタイミングで飲まないと意味がありません。

最近の患者さんを見ると、このタイミングはあまり無く、直ぐに喉の違和感や痛み、咳へと病が移行している方が多いように思います。
その時は別の処方になります。何でも葛根湯という訳にはいきません。

またインフルエンザのように激しく症状が出る時は、発汗のより強い麻黄湯が効果的です。

このように全てを単純に考えることが出来ないのが、漢方の難しいところです。

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2017年03月07日

傷寒論 9

漢方の治療において「下す」・「便通をつける」ことはとても重要なことです。

一般的に特にひどい便秘でもないのに、下剤の処方を飲むのはありえないでしょう。でも漢方では病気の改善のため、これを敢えてすることがあります。

これが陽明病の治方である「下」なのです。
この考えを上手く利用することで、思わぬ治療効果を上げたという経験が数多くあります。

下すことで腸の働きをよくすることにもなり、今でいう腸内環境の改善にもつながります。

腸内環境の改善は、アレルギーの改善・癌の治療・免役力を上げるなど注目をされています。まさに漢方の考えを今の医学で理論づけしているかのようです。

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posted by 水野漢方 at 11:31| Comment(0) | 日記